※ 「つれづれ」欄は、2013年4月より、「石刻画家・山田光造ブログ −つれづれ−」へ移行いたしました。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

つれづれ Vol.37 (2013.2.4)

猫柳の銀衣

立春を迎えました。

花蓮の鉢では、薄氷を天井にして、金魚が動き始めています。

黄色い小花の蝋梅、早咲き桜、フキノトウに加わって、猫柳の銀衣の姿もあります。

我が家で味わえる早春の一コマです。

つれづれ Vol.36 (2012.12.26)

めでたいかぼちゃ

冬至には我が家でも「小豆とかぼちゃ」を食べます。

かぼちゃを切ったところ、写真のようにタネから芽が出ていました。
まるで、ヘビの巣にある卵から白ヘビの赤子が生まれ出ているようです。

そういえば、来年の干支は「巳」ですね。
これは「縁起が良い、めでたい(芽出タイ)」と、冬至の最中に迎春をよろこびました。
お正月の白いお供え餅は、「巳」に関係があるようですね。

皆々様もご健康であられますように。

つれづれ Vol.35 (2012.10.23)

初秋の花蓮

いつもの夏の終わり、秋の始まりの景色とは少し異なり、花蓮が頑張っています。 もともと夏の花ですから、気温が低い中ではご覧のように純白の姿ではありませんが、心がとてもなごみます。

花托には黄金虫が花蓮のタネのように同化をして、冷気から身を隠そうとしています。まさに秋深まる、を感じさせてくれます。

さてさて花蓮の守護神であります蛙殿はと言えば、一番高い花托を舞台にして、夏の風、秋の風を楽しんでおります。その視線の彼方には冬桜の小花が咲いていました。

我が家の庭はすっかり秋到来です。季節の節目の今日この頃、朝夕は昼と温度差があります。みなさまどうぞ、ご自愛してください。

つれづれ Vol.34 (2012.9.22)

祝第2回WBC優勝記念モニュメント

原巨人、リーグ優勝おめでとうございます。

先週、大変遅ればせながら、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝記念モニュメントを日本代表監督の原辰徳氏に贈呈させていただきました。第1回同様早々に優勝をお祝いしてお渡しさせていただくべきでしたが、機会を逸し、先日の第3回WBC参加決定の縁を受けて、このたびのこととなりました。

試合前の貴重な時間でしたが、勝負師としての風格の中に、やはり爽やかさを感じました。これからの益々のご活躍を楽しみにしております。

つれづれ Vol.33 (2012.7.5)

花蓮つぼみと雨の溜り

7月4日の3時52分は、満月でした。
10時間ほど経った陽光を借りて写しました。

花蓮の葉には、昨夜の雨の溜りが満天を残していて、
その動きは、あちらへこちらへと自在でした。

自然が織りなすさまに、いつも教えられています。

つれづれ Vol.32 (2012.6.20)

花蓮つぼみ

6月20日は、私の歴史の中で大切な日です。
そして、今年この日の0時02分は、まさに新月です。

庭の花蓮の葉の上には、満ち欠けの移ろいを含んだ雫があります。
丸い虹の象(しょう)となって光っています。

それは三観の象(しょう)でしょうか。

私はその中に、飛び込みました。

台風一過です。
花蓮の幼子を発見しました。

つれづれ Vol.31 (2012.5.21)

    三世のえにし

あの娘とあの子が宿す不思議なもの
虚空のなかの三世のあかし

健康な二人はいつも楽しんでた
あの子はあの娘を抱きしめて
瞼にチュッとキスしたら
ハートの形の涙がおちた
透明な色の涙がおちた
涙を口に含んだら
不思議不思議の味がした
その唇であの子はあの娘の唇にキスをした
あの娘は唇さしだしわらってた
頬をあからめわらってた
二人の指にある印をみながらわらってた
二人はおたがいの唇に
その印を押し付けわらってた

二人の印が赤いのは
情熱のキスのせいですか……
赤い実を食べたからですか……
いえいえそうではありません
それは三世の世界の虹のいろ
赤いいろは人格のいろでもあるんだよ

あの娘とあの子は
人格の結晶を奏でるために
赤いろの五線譜のうえで
二人の世界を満茶する

その旋律は何の隙間もなく
直に
それぞれのかたつむりを伝わって
五感に響きます
あの子があの娘に
あの娘があの子に
おくるうれし宿のあかし

うれしいろは虚空での三世のいろ
それはうれし涙のいろ

うれし涙に虹かかる
不思議不思議ないろでした


金環日食のあと   太陽を背にしたら
もうひとりの自分をみつけました。

つれづれ Vol.30 (2012.4.8)

ちょうど1度目の周年にあたるその日に
僕が見つけたそのものは
あの娘とあの子が宿(しゅく)す金と銀のチエーンの環

これらからは二人の時間が伝わってくる

健康なふたりのあの日……

あの子があの娘の肩よせて
チュ、チュ、チュッとキスしたら
頬をあからめ笑ってた
ちゅ、ちゅ、ちゅっとキスしたら
乳白色(しろき)はだに薄紅さした
チュ、ちゅ、チュッとキスしたら
はにかんで薬指さしだした

あの日のあの時の少し前
祝いの花衣につつまれて……
かわされた   環
えにしのしるしのそのものは……

海の底深く銀いろ真珠の玉虫色して待っていた
海の底深く金いろ真珠の玉虫色して待っていた

……それらは今、僕の指にある……

今年の5の月の21日の、暁の天空に輝く星々が消えぬ頃
それらの環と僕は合体す……
瞬時の瞬時、そのまた瞬時、合体の光は姿を見せる
合体の光は相生の光

それは銀色おびた金色、それは金色おびた銀色
それは金色銀色の融合色……
それは玉虫色した融合の色

これ、虚空のシルエット……
これ、永遠に変わらぬ法則……


   25年ぶりの朝方の天体ショー、金環日食を観測されてはいかがでしょう。

つれづれ Vol.29 (2012.4.2)

紅枝垂れ

東京でもさくらの開花宣言がありました。

我が家では早咲きのものが、先月の中ごろから観られました。日当たりの良いところにある紅枝垂れは掲載写真のようですから、この様子ですと今月の20日頃となりましょうか。

自粛されていた桜見物が、あちらこちらで再開されると報道されていました。自粛の行動と四季を味わう行動は、やはり日本国土の文化ですね。

産業文化に経済文化、「本格的な春」を喜びたいものです。

つれづれ Vol.28 (2012.3.9)

宇宙

今年の春は遅いですか?
いやいや、そうではないですね。
やはり、遅いようですか?

日本の自然・知恵・文化・行事等々は、
旧暦に育まれて、できたものと言えるでしょう。

それが何かの原因によって、変化してきていると思われます。

天と地と人との相生のさまについて、
たとえば、今年に体感したものを挙げると、
正月の象(しょう)はいかがでしたか。
七草(1月7日)に天然の息吹きが感じられましたか。
1月15日、成人のけじめはいかがでしたか。
節分のふしはいかがでしたか。
3月3日、天然の桃の花が見つかりましたか。
……

旧暦を新暦にあてはめて、
ものごとを理解するのは無理が生じるのでしょうね。
みなさまはどのように思われますか?

やはり、地球の主軸が変わっていたからでしょうか。

迎えることがつらい3月11日。
10月15日に見た、わたしの胸中にいるあの鳥は、
ますます慈愛の目を輝かせ、
天空や水地中のありとあらゆるところを探索しています。

お〜、そうなんだ。
あの鳥は、あの鳥は忘れてはならない虚空からの化身。

つれづれ Vol.27 (2012.2.3)

二月・如月は、梅見月とも言われています。今年はことのほか寒さが厳しいようで、まだ庭の紅梅に蕾を見つけることができずにいます。

370年以上経つ古民家の我が家は、僅かばかりでも室内の温度は外気より2、3℃ほど暖かいのですが、今年に入ってからは、お勝手の給湯器の水抜きを欠かすことができません。

それでもこの頃は、蛇口からちょろちょろ流していた水がツララになって、すぐの水の使用を拒んでいます。

「 大根の  白さほどの  寒さかな 」        光造

つれづれ Vol.26 (2012.1.5)

新年おめでとう御座居増

※画像をクリックすると拡大します。

つれづれ Vol.25 (2011.12.6)

2011年10月15日の
あの時に見た天空の鳥は
今もはっきりと
僕の胸の中にいることが理解できる。

あの日に回帰して
目を閉じると
あの鳥が僕であったり
僕があの鳥であったりする。

あの鳥は
いまでも上空から
水の中から
土の中から
求めるものを探し求めている。
指折るのもつらいつきることのない想い。

目を真っ赤に腫らし
身は痩せ細った
あの鳥はいつ羽根をやすめるのだろうか。

あの鳥は消えることのない虚空……
消えてはならない虚空……
虚空在胸中。
胸中在虚空。

つれづれ Vol.24 (2011.10.20)

復興トラックとコスモス

10月15日、岩手県大船渡市と陸前高田市の震災の地域を案内していただきました。

ようやく来ました。

日本は、結いの強い国だとおもいました。
驚くほど美しい国だとおもいました。
私がすべきことは何かを再確認できました。

ここに来る前、先輩の方から「虚空在心中」の言葉を頂きました。
ここにある天、地、人らのさまも虚空でした。
観るにたえられない虚空でした。
忘れてはならない虚空でした。
あってはならない虚空でした。

横にいる家内の化粧ははがれていました。

上空で、一羽の鳥が弧をえがいていました。

つれづれ Vol.23 (2011.9.23)

どうしたことでしょう?

今年の日本国土は、地震と台風によって、火と風が起き、水を誘い、地と空は汚れてしまいました。地球の地軸もずれました。そして大きな変異が残されました。

天変地異をもって、「なすべき事はすべきである」ということを悟らせようとしているのでしょうか。

一方、今年の花蓮は、何故か彼岸の日の今も咲いています。白い大輪です。先祖への報恩は、彼岸に限らずいつもすべきものなのでしょう。その報恩は、残されたものの「穏やかさ」を報告することでもあると思います。

如何でしょうか。

つれづれ Vol.22 (2011.8.16)

満月と盂蘭盆会

7月15日に続いて、8月14日も満月と盂蘭盆会が重なりました。

アトリエ「三観院」まで押し寄せてきた花蓮を脇に添えて、「富士山」の図をひろげ、陽と月の姿を「迎え送り火」に見立ててみました。ささやかなこの振る舞いをもちまして、夫々のお方への御報恩の真似とさせていただきました。

師の常観院さまは、生前、蓮の葉を盃に見立ててお酒を注ぎ、満月を映して嗜んでおられました。家内と私は、山と月と蓮の風景を借り、同じように蓮酒をいただき、盂蘭盆会の謂れを語りました。晩年はお酒を控えておられた常観院さまも、今宵は楽しまれたことと思います。

「今時ある つきと言えども かけにける われ報恩の こころかわらじ」
                                                                                        光造

つれづれ Vol.21 (2011.8.1)

キュウリとトマト

アトリエ「三観院」の隣に家庭菜園を設けています。今年の植付けは、なすび・きゅうり・トマト・インゲン・ししとうです。

93歳になる家内の母は、新聞を隅々まで読み、屈伸体操をして森林浴をすることが日課になっています。夏の間は、これに野菜栽培が加わり、日々収穫の喜びを感じつつ、楽しさを満喫しているようです。

そんな中、写真のようなきゅうりを発見しました。いつになく興味深い眼差しを注いでいた母でしたが、夕べにはあっさりと、実の部分は酢の物に、葉の部分は飾りとして食卓に彩られました。

つれづれ Vol.20 (2011.7.28)

花蓮とアトリエ「三観院」

盂蘭盆会が終わりました。被災の方々をはじめ、各々ご先祖さまに花蓮の姿を借りて、御供養申し上げます。

私事になりますが、師匠の「常観院さま」は新盆です。さらにその師匠の「妙観院さま」は三十三回忌です。お二人とも多くの花蓮を愛でておられました。

「風やみて 今年の散華 いとかなし」

その様な機縁もあって、花蓮栽培を5種類ほどから始めました。今ではアトリエ「三観院」までをも舞台にして、「天上蓮」、「大白蓮」をはじめ、30余種・約80鉢が様々な彩りを見せてくれています。

「盂蘭盆会 供養となえし かえるおり」

「花蓮の 舞台となりし 盂蘭盆会」

つれづれ Vol.19 (2011.5.27)

白い睡蓮が咲いているのを、本日、庭で発見いたしました。

昨年の開花は6月の中旬でしたから、今年は半月以上も早いことになります。睡蓮鉢を小さくしたため、水温が高くなりやすく、開花に適していたのではと思われます。もう一つの鉢は大きめですが、それでも蕾が大きくなっていて、2〜3日のうちには花を見せてくれることでしょう。 別の鉢ではヤゴを見つけました。

今年も蓮の生育便りをお届けさせていただきます。

つれづれ Vol.18 (2011.4.11)

山桜

あらためまして、このたびの東日本大震災により亡くなられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興がなされますことをお祈り申し上げます。

本来ならば、皆さま思い思いの桜鑑賞をされている時期でしょが、今年の春は別様な心痛のことと思われます。写真の桜は、画の材料にしたいと25年程前に庭に植樹し、これまで度々画に表現してきたものです。少しでも春を感じていただけたらと思います。

つれづれ Vol.17 (2011.3.19)

このたびの東北地方太平洋沖地震により被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

被災地の皆さま、関係者の皆さま、お手伝いできる事がございましたら、お知らせ下さい。

    E-mail : メールフォーム
    FAX : 043-488-0088

    山田 光造
    山田 美紀
    NGO MIKI MUSEUM

つれづれ Vol.16 (2011.3.10)

富士と龍

3月7日の関東地方は春雪が舞い、庭の露天のアトリエ「三観院」も雪化粧を纏いました。

その積雪を借りて、富士山と上空にいる龍を描きました。この画の雪はアトリエの舞台に染み込んで、「三観院」に関わる遺伝子のひとつとして、永久に消える事は無いでしょう。

私の好きな漢詩「富士山」(石川丈山)を記しておきます。

仙客来遊雲外巓      (仙客来たり遊ぶ雲外の巓)

神龍棲老洞中渕      (神龍棲み老ゆ洞中の渕)

雪如●素煙如柄      (雪は●素〈がんそ〉の如く煙は柄の如し)

白扇倒懸東海天      (白扇倒しまに懸る東海の天)

●=糸へんに丸

つれづれ Vol.15 (2011.2.16)

天上蓮

節分、そして立春が過ぎた2月6日、千葉地方は本当に久方ぶりに雨が降りました。また地震もおきました。

私事ではありますが、とても残念なことに、私のお師匠さまが午前8時にお亡くなりになりました。78歳のお誕生日を1ヶ月後に控えてのことでした。「命に生死はつきもの」とは申せ、誠にもって残念なことで、その心痛は極みに達しています。

私庭に設けました露天のアトリエの名は、「三観院」とも「壽観院」とも言います。この「三観院」という名は、芸術にも造詣が深かったお師匠さまが一昨年お越しになられた折、考えてくださいました。お亡くなりになられた当日、お師匠さまから以前いただいた「天上蓮」という蓮の写真を「三観院」の中央に飾り、在りし日々を偲びました。

初七日が過ぎましたのを機に、いただいた「三観院」の名を苗字に置き換え、「三観院光造」として使用した際に、郵便物を届けていただけるよう手続をいたしました。 これをもって、誠に有難く感謝申し上げる真似ができます。  合掌

つれづれ Vol.14 (2011.2.4)

地球の主軸の傾きの角度が、変化しているのでしょうか。世界のいたるところで政治、経済、気象、疫病などが大きなうねりをあげ、襲い来ていて、私達の日常生活に良い影響があるとは言い難いものを感じます。日本について言えば、鎌倉時代に似ているかのように感じられますが、皆様はどのように思いなせられておいででしょうか。

1973年に上京する以前から、節分を毎年迎える度、「不苦者迂智 遠仁者疎道」と書き留めています。 作者不詳ですが、「ふくはうち、おにはそと」と読み、「苦しま不る者は智に迂い、仁に遠い者は道に疎い」の意味を含ませてあるようです。

最近は「福は宇智」を好んで書きます。私の造語で、福にはいろいろありますが、「本当の福とは、宇宙は何であるかを智ること」との考えからのものです。私の創作表現の基本にもしています。

ますます精進して頑張りますので、皆様からのご指導ご鞭撻を頂きたくお願い申し上げます。

つれづれ Vol.13 (2011.1.11)

吉見・太陽と鶴

あけましておめでとうございます

本年も、宇宙の統一的理法のさまを芸術的表現になすに

なさせるよう精進いたします。

皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

つれづれ Vol.12 (2010.10.21)

JR岐阜駅南口モニュメント

先日、大変ありがたいメッセージが、当サイトのメールフォームに届きました。

「感謝です!」 で始まるメッセージの送り主・小森さんとは、1997年開催の「ぎふフェア・イン・フランス」(画歴参照)の実行委員会で仕事をいたしました。

長らく御無沙汰が続いておりましたが、突然の電話のあと、冒頭のメールと添付写真付メールをいただきました。数年前に遭われた交通事故で日々体調がすぐれない中、偶然目にした、JR岐阜駅南口モニュメントに陽光が反射してできたスペクトルを撮影されたとのことでした。

JR岐阜駅南口のエントランスモニュメントは、1998年、飛騨の合掌造りをモチーフに創作いたしました。頭頂部にはプリズムを、側面にはスリットを配置するなど、陽光の軌道を観賞できる仕掛けを組み込んであります。

このたびの小森さんのメールは、インターネットの普及もあり、モニュメント創作当時には思いもよらない13年ぶりのつながりとなりました。作品に対する感想など、皆様からのメッセージは、創作の励みとなります。お気軽に送信いただければ幸いです。

小森さんに、インターネットに、そして陽光に、こちらこそ「感謝」です。

※ 小森さんからの2通のメールは、滋味溢れるメッセージでしたので全文掲載させていただきました。右上の写真をクリックすると、お送りいただいた写真と共に見られます。

つれづれ Vol.11 (2010.9.25)

花蓮の花と花托

「つれづれ -Vol.7-」より、花蓮と小動物の成育を紹介させていただきました。

彼岸の日(9月20日)に、写真のような黄色の花蓮の姿が見えました。とても珍しいと思われます。 先に開花した花が花托になり、つづいて新しい姿の花が生まれています。

彼岸に相応しい「転生輪廻」の具現化を鑑賞することができました。今年の花蓮の開花の姿は、これで最後でありましょうか。

つれづれ Vol.10 (2010.8.27)

花蓮とトンボ

今年の夏はことのほか猛暑ですが、お変わりございませんか。

庭の花蓮も、予想外に沢山の水を吸収しています。そのためでしょうか、花の色も一段と鮮やかです。

掲載の写真は、盂蘭盆会頃から旧盂蘭盆会までのものです。一年で最も大切な行事である先祖供養に参加をしている小動物たちの姿を観ていただくことができましょう。

この花蓮壇に並べて、ボードを縦540cm・横780cmに敷き詰め、四方全く仕切りのない法界の露天の舞台(アトリエ)を造り、ある時は三観院、ある時は壽観院と呼んでいます。

ここから生まれる大きなサイズの作品(宇宙の図・黄金富士の図・桜の図・蓮の図、各縦140cm・横430cmの屏風仕立て)は、来年には観て頂けると思います。

つれづれ Vol.9 (2010.7.10)

花蓮芽だし栽培

昨年、初めて花蓮の種から芽だし栽培に挑戦をしてみました。

写真のように咲き開いてくれました。

例のカエルの子供でしょうか、おたまじゃくしが花蓮の何処の鉢の中にも元気に泳いでおります。

庭がより一層賑やかになります。

つれづれ Vol.8 (2010.6.14)

水蓮と金魚

いつもより早く水蓮が咲き始めました。

この水槽には、水蓮と仲のよい4匹の金魚とタニシが住み込んでいます。

時折、「つれづれ Vol.7」に登場したカエルが訪問して、朝な夕な高々しくコーラスを奏しています。

つれづれ Vol.7 (2010.5.11)

おんぶ蛙と花蓮

先日私庭にて、おんぶ蛙が水鉢に佇んでいました。

花蓮の生長を見守るかのように、微笑ましいさまを見せてくれましたので、新作の蓮の図には、是非この役者に登場していただこうと思いました。

つれづれ Vol.6 (2010.4.15)

石刻画「桜図」(愛知万博展示作品)

今年の春はことのほか天候が不順ですが、やはり四月の暦は桜の咲き乱れている景色がお似合いです。

皆様のお気に入りの桜の様子はいかがですか。

掲示の「桜図」は、旧作になりますが、愛知万博(2005年開催)のグローバルハウス・貴賓室に展示されました石刻画です。

つれづれ Vol.5 (2010.3.11)

春分・秋分の日の石碑

私の故郷の岐阜県には、位山という歴史ロマン溢れる山があります。山道には神代文字が刻まれた岩々が散逸しており、超古代に想いを馳すことができます。また、位山のイチイ(一位、櫟)の原生樹から作られた笏(しゃく)は、新天皇の即位の際に献上されています。

位山からの水は伏流水となって高山市宮村で地上に湧き現れ、二つの川の分岐をなしています。一方は神通川となり富山湾へ至り、一方は飛騨川となり、木曽川と合流して木曽川と名を変え、更に伊勢湾の手前で長良川・揖斐川等と合い併って太平洋に注ぎ込みます。

私の生家・加茂郡川辺町は、飛騨川と木曽川が合併する所より少し上流の飛騨川沿いの町です。さらに上流には七宗町があり、その辺りの川の流れは激しく、日本で最古の石を川底から洗い出しました。発見された石の数々は、七宗町の「日本最古の石博物館」に展示されています。

以前、「日本最古の石博物館」地内には、掲載の岐阜新聞記事のように、モニュメント「天乃磐船」(1996年創作)がありましたが、現在は、七宗町の個人の方の敷地に移設されてます。このたび、このモニュメントが「2010アースデイ七宗」(2010年4月24日開催)で舞台の一部として使われるとのことですので、ご案内させていただきました。

当初と一致した設置ではなく、記事のような陽光の現象を観測できないのは残念ですが、再び活用していただけることは嬉しく思います。詳しくは、上記リンク、もしくは位田様(080-3672-4580)までお問い合わせくださいますよう、よろしくお願いいたします。

つれづれ Vol.4 (2010.2.12)

石刻画「宇宙」・「黄金富士」2

私の作品には、2005年の愛知万博・貴賓室に展示された「宇宙」と「黄金富士」の連作や、2007年の北海道洞爺湖サミット・首脳会談会場に展示された「黄金富士」の連作があり、今なおそれらの創作を続けています。

以前、「宇宙」と「黄金富士」の小品を収蔵されている方から、「宇宙」の画はその年の瑞祥の方角(今年は西南西)に、「黄金富士」は瑞祥の対角(同東北東)に飾っていただいているということを伺いました。掲示場所まで気にかけていただけることは、作者冥利に尽きると共に、その着意に感心いたしました。

今回、ハガキサイズの写真を用意いたしましたので、ご興味のある方はプリントアウトされ、上記方角や天井・玄関などお好きなところに飾っていただけると、これもまた作者としては嬉しい限りです。

つれづれ Vol.3 (2010.1.6)

吉見・太陽と鶴

あけましておめでとうございます。

本年も、宇宙の統一的理法のさまを芸術的表現になすに

なさせるよう精進いたします。

皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

つれづれ Vol.2 (2009.12.22)

冬桜1

先日、拙宅にて「桜楓サミット」と題したライブとお酒の会を開催いたしました。この催しは、3月の「桜サミット」、9月の「花蓮サミット」に続き、今年3回目です。

今回、空調産業のパイオニア・新日本空調(株)の代表取締役社長・岡本隆裕氏より、コレクションのワインを恵存いただきました。2008年開催の北海道洞爺湖サミット首脳会談会場に展示された石刻画「黄金富士」の連作の一点を、同社社長室応接間に飾っていただいて以来のご縁です。頂戴のワインは、洞爺湖サミットで供されたものと同種とのことで、参加者全員で堪能しながら杯を乾しました。

ライブ演奏は、同社社員の方やライブ友達等がギターやピアノで自作のオリジナル曲を熱唱し、盛況に行われました。

冷気を求めて庭に出た所、月明かりに囲まれた冬桜や紅葉の上でひと際目立って輝いていたのが夜空からの贈り物の露でありました。天空での瞬きががそのまま移行して花びらや紅葉を五線譜にしてハモッテいました。外に漏れているライブの音も参加し、この辺りの景色の全てが融合していてまるで大交響楽団のようで、とてもよい時空へと誘ってくれました。

つれづれ Vol.1 (2009.11.1)

立正安国論1

今年は、1260年7月16日に日蓮大聖人が「立正安国論」を、鎌倉幕府前執権の最明寺入道時頼に奏呈・諫暁されてから、数えて750年にあたります。

その原本(国宝)は縦約30センチ、横約16メートル、文字数8000強で撰述されています。この「立正安国論」をモチーフとして、現在、連作6部を創作しています。

写真の通り、書写は終えていますが、添える蓮の画や表装は創作中です。今夏は拙庭でも、一重や八重、富貴蓮の双頭や多頭の珍蓮など十数種の蓮が開花し鑑賞することできました。完成後は公開を計画しています。

[  前へ戻る ]

Copyright © since 2005 MITSUZO YAMADA All Rights Reserved.