石彫刻陽光モニュメント・いわとびらき日想観

いわとびらき日想観(岐阜新聞)

【岐阜新聞(1997年3月20日付掲載) 記事全文】

真東から昇って真西に沈む「春分の日」ころの太陽。この真東から登る陽光だけを受けるモニュメント−として、山県郡高富町の「四国山香り公園」内に置かれた石彫「いわとびらき日想観」が十九日早朝、見事に陽光をとらえた。

「春分の日」は、こうした太陽の動きの神秘に目を向け、「自然をたたえる日」として国民の祝日になっている。このモニュメントは、加茂郡川辺町出身の山田光造さん(五一)=千葉県佐倉市=の作品。天と地を最大のエネルギーで結ぶといわれる真東から昇った陽光を、宇宙エネルギーのシンボルである石でとらえてみたい−と、真東に向け、昨年八月に建てた。

高さ約三百三十センチの花こう岩の柱二本を合わせたモニュメントの西約五メートルの位置には、巨大な石の水盆も置かれており、石柱のすきまに入った陽光は、水盆の水面に到達。鏡の役割となって、モニュメントの前に立つ人々をさらに照らす−といった具合。

石彫がとらえた陽光の写真を撮影した山田さんは「彼岸明けの二十二日ごろまでは、真東から昇る陽光を体験できるでしょう」と話している。

※写真・・・太陽が真東から昇ったときだけに見られる現象。石柱のすき間を通った陽光が水面に見事に到達した=19日午前6時25分、山県郡高富町、四国山香り公園

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